丹念に作り続けて130余年。
伝統の街・京都が認めた中郷の京念珠。
一連一連、丹念に作り続ける…
ただそれだけの事です。

中郷の理念

中郷の理念

伝統の中に現在(いま)がある。

2007年 京都府伝統産業優秀技術者表彰「京の名工」に
中郷光代子が表彰される。
京都珠数製造卸協同組合で初の受賞となる。
60年にわたり京念珠を作成してきた。
その卓越した技も、日々一連一連丹念に作り続けるだけ。
すべての中郷製品には脈々と「丹念」が日常にある。

そしてまた、中郷光代子の匠の技を受け継ぎ
丹念に日々京念珠を作り上げていく中で、
2010年 京都市伝統産業「未来の名匠」認定に
増田直子が認定される。

数珠部門での「京の名工」及び「未来の名匠」の
2つの受賞は中郷が初であり、他に類を見ない快挙となる。
世間が認めた、そして、伝統の街・京都が認めた
京念珠 中郷

中郷の念珠には日々の「丹念」の中に他にない至高の技術が結集されている

増田直子の珠数

中郷光代子

中郷光代子《京の名工》表彰

増田直子

増田直子《未来の名匠》認定

増田直子

増田直子 認定証授与
写真:京都新聞社提供 H23.1.15掲載

珠数と数珠。
どちらが正しいの?

「珠数」は「数珠」とも書きます。パソコンで「じゅず」と入れて変換すると「数珠」になりますが、発音では「珠数」のほうが合っています。

珠数とは念仏を唱える数を計算する珠の意味で、仏事はもちろんの事、厄除けのお守りとしても使用されています。そういう事から「念珠」という呼び方もされています。

寺院の総本山が多く集まり、珠数の製造数の約9割を占める京都では昔より「珠数」という文字を用いてきました。京都市内には「珠数屋町」という地名も残っています。

京念珠の老舗・中郷でも創業当初より「珠数」という言い方をしています。

中郷